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以前は顕微鏡によって観察された画像を記録する手段は写真撮影かスケッチに限られましたが、最近では技術の進歩によって、CCDカメラを用いてリアルタイム観察や映像のデジタル保存ができる時代が来ました。デジタルカメラは停止画面を保存して観察するしかありませんが、CCDカメラはライブ観察ができ、動画でも保存ができます。現在ではUSBポートを利用してパソコンで観察できるデジタル式USBカメラが主流で、顕微鏡の三眼鏡筒にCCDカメラ用アダプタをつけた後、CCDカメラを搭載します。 |
接眼レンズを通して肉眼で観察する場合と違い、CCDカメラは対物レンズから結んだ像をCCDで認識し、モニターでさらに拡大されて映像になります。その倍率の計算方法は下記の通りです。

モニターで観察するときの倍率 = モニターインチ数×25.4 (1インチ) ÷ CCDカメラ対角イメージサイズ
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