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対物ミクロメーターには、透過式と反射式2種類があります。透過式とは、ガラス板に目盛りが蒸着されていて、透過照明系の顕微鏡、主に生物顕微鏡の接眼ミクロメーターを校正(キャリブレーション)する際に使用します。また、反射式とは、金属基板(板)の真中に目盛りが蒸着されている丸いガラス板が埋め込まれています。目盛線は蒸着膜から抜けている(白ぬき)状態で、顕微鏡の接眼レンズからのぞくと、黒く見えます。反射照明系の顕微鏡、概ね金属顕微鏡の接眼ミクロメーター校正(キャリブレーション)に使用します。