基板は石英に匹敵するほど低い熱膨張係数をもつネオセラムを使用しております。 精密パターンを白いガラスに焼き付けることにより、 従来の透明プレートに比べるとより高いコントラストを呈したキャリブレーションプレートになりました。 撮像されたプレートの画像を用いて、光学系の寸法及び倍率の較正、レンズのディストーション補正に使用します。 また、透明の10mm/1000等分の方眼プレートはお手軽な解像力チャートとしても良く使用されています。 透過型透明プレートの基板は合成石英とSCHOTT社B−270を使用しております。
ネオセラムはジルコニアなどの結晶核形成剤を含む特殊組成のガラスを熔解成形したのち熱処理をして、 熱膨張係数のきわめて小さいベータ・石英型または、ベータ・スポジュメン型の微結晶を抽出させた結晶化ガラスです。 <N-11>はガラス中に大きさ約1ミクロンのベータ・スポジュメン型の微結晶を抽出させたものです。 外観は白色不透明で美しい光沢があり、熱膨張係数は約11×10−7℃で、耐熱ガラスの約1/3、石英ガラスの約2倍です。 したがって熱衝撃に強く、また1,100℃での連続使用に耐えます。 ネオセラムは日本電気硝子製 素材を使用しております。
渋谷光学は、長年オリンパス社顕微鏡の目盛りを制作し、技術と信頼のあるスケール専門メーカーです。
※商品の仕様・外観は予告なく変更することがあります。また、予告なく販売終了・製造中止となる場合があります。
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