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同焦点距離45mmの、長作動距離タイプの工業用金属顕微鏡用対物レンズ(アクロマートレンズ)です。アクロマートレンズとは、C線(赤)、F線(青)の2色の色収差とコマ収差、球面収差、非点収差などを補正してあるレンズのことをいいます。また、作動距離とは、物体面に焦点を合わせた時の対物レンズの先端から物体面までの距離を指します。この距離を通常のレンズよりも長くしたレンズを長作動距離対物レンズといい、通常の対物レンズよりも高価になります。こちらの対物レンズは、同焦点距離45mmです。ピントを合わせたときの、対物レンズ胴付き面から標本面までの距離をいいます。無限遠補正対物レンズは、物体から出た光を平行光に変換するので、対物レンズとチューブレンズなどの結像レンズとの距離を自由に取ることができます。そのレンズ間に、フィルターやハーフミラーがあっても、光が平行光になっていますので、ゴーストや非点収差などが発生しません。